和尚のひとりごと№1676「六時礼讃 初夜礼讃86」
和尚のひとりごと№1676「六時礼讃 初夜礼讃86」
云何楽睡眠
勇猛勤精進
摂心常在禅
【読み下し】
云何ぞ楽んで睡眠せん。
勇猛に勤精進して、
心を摂して常に禅に在け。
【意味】
惰眠をむさぼる事などできようか
勇猛果敢に努力して
心を致して常に禅定に置け
※『善導 六時礼讃 浄土への願い』原口 弘之、宇野 光達 訳注を参照させて頂きました。
訓読は同書の読みを使用させて頂いております。
六時礼讃は浄土宗のみならず浄土系のさまざまな宗派でも大切に読み継がれており、わたくしたちの浄土の御教えのルーツとなっているものです。
多くの皆さまにとり六時礼讃がより身近なものとなり親しんで頂けますように。